参照テーブルとは、入力値に対する出力値をあらかじめ設定しておきライティングの計算に使用する機能です。
注意:
参照テーブルを使用する場合は、参照テーブルセットの作成と、対応しているレイヤーコンフィグを設定する必要があります。
参照テーブルセットの詳細は、こちらを参照してください。
レイヤーコンフィグの詳細は、こちらを参照してください。
ここでは、参照テーブルの設定項目と機能について説明します。

| A | 参照テーブルセット | 使用する参照テーブルセットをプルダウンメニューから選択します。 |
|---|---|---|
| B | 要素 | 作成される参照テーブルの要素です。 |
| C | 参照テーブル | 参照テーブルセットに登録されている参照テーブルをプルダウンメニューから選択して要素に組付けます。 |
| D | 入力角 | 参照テーブルの入力値です。 入力値はベクトル同士の角度が使用されますので、入力角としています。 |
| E | スケール | 入力角に乗算する値を設定します。 角度に対して影響を与えますので、設定により明るさなどが調整できます。 |
使用する参照テーブルセットをプルダウンメニューから選択します。
参照テーブルセットを使用しない場合は、使用しないを選択します。
CreativeStudio は以下の参照テーブルが作成できます。
| 要素 | 名称 | 説明 |
|---|---|---|
| 反射 R | ReflectanceR | RGB の R の反射率です。 光の強さを色に置き換えます。 |
| 反射 G | ReflectanceG | RGB の G の反射率です。 光の強さを色に置き換えます。 |
| 反射 B | ReflectanceB | RGB の B の反射率です。 光の強さを色に置き換えます。 |
| 分布 0 | Distribution0 | マテリアルのスペキュラー 0 に影響を与え、光の強さの分布を設定できます。 分布 0 と 分布 1 を設定すると 2 つのカーブは加算されます。 |
| 分布 1 | Distribution1 | マテリアルのスペキュラー 1 に影響を与え、光の強さの分布を設定できます。 分布 0 と 分布 1 を設定すると 2 つのカーブは加算されます。 |
| フレネル | Fresnelreflection | 透明度を制御するときに使用します。 光の強さを透明度に置き換えます。 |
参照テーブルセットに登録されている参照テーブルがプルダウンメニューで表示されますので、選択して要素に組付けます。
参照テーブルの設定が要素に反映されます。
参照テーブルを使用しない場合は、使用しないを選択します。
参照テーブルの編集はカーブエディタパネルで行います。
参照テーブルに使用する入力値のことですが、角度が使われていますので入力角と呼びます。
入力角の種類についての詳細は、こちらを参照してください。