半球ライトの設定

半球ライトの作成と設定の基本を説明します。

半球ライト

半球ライトは、 2 つの色 (上方、下方) を基に、2色補間するアンビエントライトです。

CreativeStudio では、上方を「スカイカラー」、下方を「グラウンドカラー」と言います。

モデルの読み込み

CreativeStudio のメニュー [ファイル]→[開く]→[中間ファイル] からモデルの中間ファイルを読み込みます。

例として、 lambert を使用した球体モデルを使い説明します。

参考 :
使用しているサンプル球体の大きさと位置は以下になります。
3DCG ツールは、Maya を使用 (ツールの設定は初期状態 )

• 半径 : 3.5
• 位置 X Y Z : 0 , 3.5 , 0

マテリアルパネルの設定

CreativeStudio のマテリアルパネルを使用して、半球ライトのみ影響を受けるマテリアルを設定します。

コンテンツパネルに表示されているマテリアルを選択して、マテリアルパネルを開きます。

ライティングの設定変更

マテリアルパネルのライティングで、半球ライティングを有効にします。

テクスチャコンバイナの設定

マテリアルパネルのコンバイナ 0 を以下の設定にします。

テクスチャコンバイナの詳細は、こちらを参照してください。

上記設定で、マテリアルは半球ライトのみ影響を受けます。
今回の設定では、ソース 1 とソース 2 の設定は使用しません。

半球ライトの作成と設定

CreativeStudio のメニュー[作成]→[ライト]→[半球ライト]を選択して、半球ライトを作成します。

ライトパネルを開く

コンテンツパネルに表示されているライトをクリックしてライトパネルを開きます。

グラウンドカラーの調整

ここでは、確認用にグラウンドカラーを以下の値に変更します。

補足：
カラーサムネイルを左クリックすると、カラーピッカーがポップアップ表示され色の設定ができます。

上記設定を行うとプレビューは以下のようになります。

スカイカラーウェイトの変更

スカイカラーウェイトを変更して、スカイカラーとグラウンドカラーの強弱を設定します。

スカイカラーウェイトの数値を 1 に近づけるとスカイカラーが強くなり、0 に近づけるとグラウンドカラーが強くなります。

ここでは、スカイカラーを 1 にしていますのでプレビューではスカイカラーが以下のように強くなります。