ブレンダーでは、フラグメントのカラー(ソース)と書き込み先のフレームバッファのカラー(デスティネーション)に係数を乗算して、ブレンディング方程式でブレンドするさいの演算方法や係数の設定を行います。
フレームバッファがアルファに対応している場合、アルファに対してもブレンド処理を設定することができます。
ここでは、ブレンダーの設定項目と機能について説明します。
| A | ブレンドモード | ブレンドモードをプルダウンメニューから選択して設定します。 |
|---|---|---|
| B | 演算方法 | 演算方法をプルダウンメニューから選択して設定します。 |
| C | カラーブレンドパラメータ | ブレンドするカラーの係数と方程式をプルダウンメニューから設定します。 |
| D | アルファブレンドパラメータ | ブレンドするアルファの係数と方程式をプルダウンメニューから選択します。 |
| E | ブレンドカラー | ブレンドカラーを R G B A で設定します。 |
ブレンドモードをプルダウンメニューから選択して設定します。
| モード | 説明 |
|---|---|
| 未使用 | ブレンドモードを使用しません。 |
| ブレンド処理 | ブレンド処理では、新しく書き込むフラグメントのカラー ( ソース ) と書き込み先のフレームバッファのカラー ( デスティネー
ション ) に係数を乗算して、ブレンディング方程式でブレンドします。 フレームバッファがアルファに対応している場合、アルファに対 してもブレンド処理が行われます。 |
| セパレートブレンド処理 | フラグメントのカラーやアルファとフレームバッファのカラーやアルファを、各色成分とアルファ値ごとにスケールをかけて、ブレンディング方程式を用いて混ぜ合わせます。 |
| 論理演算 | 論理演算では、ソースとデスティネーションに対して論理演算を行いフレームバッファに書き込みます。 |
カラーブレンドとアルファブレンドのパラメータを設定します。
設定項目は、カラーとアルファ共に共通になります。