サンプル

CreativeStudio に添付されているサンプルデータの概要を一覧表で説明します。

注意:
各データは、サンプル以外の用途で使用することはできません。

サンプルデータの確認方法

中間ファイル形式で用意されているサンプルデータは以下の手順で確認できます。

(1)CreativeStudio を起動します。

(2)サンプルデータを CreativeStudio のメニュー [ファイル]→[開く]→[中間ファイル] で読み込みます。

読み込むサンプルデータの置き場所は異なりますので「サンプルデータ一覧」で確認してください。

補足:
中間ファイルを CreativeStudio にドラッグ & ドロップすることでも読み込めます。

(3)CreativeStudio の プレビューパネルにサンプルが表示されます。

補足:
3DCG ツール用のサンプルデータは、対応したツールで読み込んで使用してください。

サンプルデータ一覧

CreativeStudio ではグラフィックスとエフェクトのサンプルデータを用意しています。

グラフィックスに関しては、中間ファイルと 3DCG ツール用のサンプルデータがあります。

グラフィックス ( 中間ファイル )

以下にグラフィックス ( 中間ファイル ) のサンプルデータの置き場所と、簡単な概要を説明します。

ProgramResource

置き場所
" %NW4C_ROOT%/SampleData/Graphics/Intermediate/ProgramResource/サンプルデータ名のフォルダ/ "

表 1-1 中間ファイルサンプルデータ一覧表 ( ProgramResource )

フォルダ イメージ 解説
Human ヒューマンウォーク スケルタルアニメーションのついた human_walk モデルです。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルをすべて同時に読み込みます。
・Human.ctex / Human.cmdl / Walk.cskla
また、アニメーションに「Run.cskla」が用意されていて「Walk.cskla」の代わりに読み込むとアニメーションがRunに変わります。
Male テクスチャコンバイナサンプル スケルタルアニメーションのついた male_walk モデルです ( 上記の human_walk よりデータを軽くして作成してあります )。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルをすべて同時に読み込みます。
・Male.ctex / Male.cmdl / Walk.cskla / Run.cskla
アニメーションを「Run.cskla」にするとモデルのアニメーションがRunになります。

ManualResource

置き場所
" %NW4C_ROOT%/SampleData/Graphics/Intermediate/ManualResource/サンプルデータ名のフォルダ/ "

表 1-2 中間ファイルサンプルデータ一覧表 ( ManualResource )

フォルダ イメージ 解説
MaterialSample マテリアルサンプル 4種類の異なる質感を表現したチェスの駒です。
CreativeStusio で用意してある参照テーブルを使用して異なる質感を表現しています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある各 .cmdl 中間ファイルを読み込みます。
MaterialSampleLutset.clts は参照テーブルの中間ファイルで、モデルの中間ファイルを読み込むと自動的に読み込まれます。
TextureCombinerSample テクスチャコンバイナサンプル テクスチャコンバイナを使って作成したモデルと、使用したテクスチャが用意されています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある各 .cmdl 中間ファイルを読み込みます。
TutorialToyPierrot テクスチャコンバイナサンプル 参照テーブルを使用したモデルです。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある Pierrot.cmdl を読み込みます。
.cmdl ファイルを読み込むと関連されている中間ファイルが自動的に読み込まれます。
現在、チュートリアルでは使用されていません。

チュートリアル用中間ファイル

置き場所
" %NW4C_ROOT%/SampleData/Graphics/Intermediate/ManualResource/サンプルデータ名のフォルダ/ "

表 2 . チュートリアル用、中間ファイルサンプルデータ一覧表

フォルダ イメージ 解説
TutorialToyBlock マテリアルアニメーションのついたサンプル TutorialToyBlock の ToyMt は、マテリアルカラーアニメーションが設定されています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・ToyMt.cres
トランスレートのアニメーションが使用されたサンプル TutorialToyBlock の ToyT は、移動のスケルタルアニメーションが設定されています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・ToyT.cres
トランスレートのアニメーションが使用されたサンプル TutorialToyBlock の ToyR は、シーンにある複数のモデルに別々のライトをシーン環境機能を使用して設定しています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・ToyR.cres
TutorialToyBook toy_bookyのサンプルデータ ToyBook は、シーンにある木のモデルにフォグが設定してあります。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・ToyBook.cres
TutorialToyButterfly toy_butterflyのサンプルデータ ToyButterfly は、木枠の中を飛び回る蝶に「移動」「回転」「テクスチャパターンアニメーション」が設定されています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・ToyButterfly.cres
TutorialToyMobile toy_mobileyのサンプルデータ ToyMobile は、アニメーションするモデルにパーティクル連携機能を使用してエフェクトを追従させています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを全て読み込みます。
・ToyMobile.cres / ToyMobileAction.cact / ToyMobileEffect.cres
TutorialToyPopupBook toy_popupbookのサンプルデータ ToyPopupBook は、リンゴにワールドビルボード、木にY軸ビルボードが設定されています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・ToyPopupBook.cres
TutorialLookupTable 参照テーブル説明用 基本的な参照テーブルを使用したチェスモデルです。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある LookupTableChess.cres を読み込みます。

グラフィックス ( 3DCG ツール )

以下にグラフィックス ( 3DCG ツール ) のサンプルデータの置き場所と、簡単な概要を説明します。

現在は、Maya のサンプルデータのみ用意されています。

置き場所
" %NW4C_ROOT%/SampleData/Graphics/DccPlugin/Maya/サンプルデータ名のフォルダ "

表 3 . Maya サンプルデータ一覧表

データ イメージ 解説
ToyBlock マテリアルアニメーションのついたサンプル マテリアルカラーアニメーションのついた ToyBlock モデルで Toy_Mt です。
Maya のサンプルデータになります。
・Toy_Mt.ma
トランスレートのアニメーションが使用されたサンプル 移動のスケルタルアニメーションのついた ToyBlock モデルで Toy_T です。
Maya のサンプルデータになります。
・Toy_T.ma
ToyButterfly toy_butterflyのサンプルデータ 木枠の中の蝶にテクスチャパターンアニメーションを設定して羽ばたかせている ToyButterfly モデルです。
Maya のサンプルデータになります。
・Toy_Butterfly.ma
ToyMobile toy_mobileyのサンプルデータ ロケットと星が回転するアニメーションと、ライトカラーのアニメーション、カメラのアニメーションのついたToyMobile モデルです。
ToyPopupBook toy_popupbookのサンプルデータ ToyPopupBook は、リンゴにワールドビルボード、木にY軸ビルボードが設定されています。
Maya のサンプルデータになります。
ToyPierrot テクスチャコンバイナサンプル PierrotModel はマテリアルの質感に参照テーブルを使用する為のモデルです。
Maya のサンプルデータになります。

エフェクト

以下にエフェクトのサンプルの置き場所と、簡単な概要を説明します。

置き場所
" %NW4C_ROOT%/SampleData/Effect/Intermediate/ManualResource/各サンプルデータ名のフォルダ "

表 4 . エフェクトサンプルデータ一覧表

データ イメージ 解説
Arrow_Particle 矢印を使ったエフェクト パーティクルを使用した矢印のエフェクトです。
1/2 の矢印テクスチャをミラー機能と、ディレクショナル ( アニメーション ) を使って放物線を描くよう表現しています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Arrow.cptl / Arrow.ctex
Fire_Particle 炎のパーティクルエフェクト パーティクルを使用した炎のエフェクトです。
テクスチャのパターンアニメーションと、重力の設定を併用して燃え上がる炎を表現しています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Fire_Particle.cptl
Fountain_Particle 噴水のエフェクト パーティクルを使用した噴水のエフェクトです。
Y 軸拡散を設定することにより、ほとばしる水を表現しています。
チャイルドパーティクルも設定してあり、着水時の波紋を呼び出しています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Fountain_Particle.cptl
Light_Particle 光のエフェクト 2 つのエミッタを使用した光のエフェクトです。
スケールのアニメーションを設定することにより、光の広がりと明滅を表現しています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Light_Particle.cptl
Rain_Follow_On_Particle 光のエフェクト パーティクルの階層構造を変えることで、エミッタにパーティクルを追従させている雲と雨のサンプルです。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Rain_Follow_On.cptl
Smoke_Particle 煙のエフェクト パーティクルを使用した煙のエフェクトです。
エミッタの均等配置の設定とパターンアニメーションを使用することにより、均一に広がり消滅する煙のエフェクトを表現しています。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Smoke_Particle.cptl
Star_Particle 星のエフェクト エミッタに追従するパーティクルから生成されるチャイルドパーティクルを、エミッタに追従させない設定をした星のエフェクトです。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Star.cptl
Snow_Crystal_Particle 雪の結晶 親パーティクルの速度を継承したチャイルドパーティクルが 2 つ設定されている「雪の結晶」のエフェクトです。
CreativeStudio で確認する場合は、フォルダ内にある以下の中間ファイルを読み込みます。
・Snow_Crystal_Particle.cptl