ここでは、パーティクルの設定項目にある共通設定について説明します。
この設定は、アプリプログラマ向けの設定項目になります。
有効の初期設定は、ON になっています。
機能を無効 ( 有効のチェックボックスを外す ) にしたとき、その機能と初期値をプログラマが制御することを目的としています。その為、デザイナがその機能を使用しない場合においても、実際に出力されるデータに反映されます。
例えば、あるデータに複数の「重力」A~Cを付け、 A を有効、 B と C を無効にした場合、Aは重力の初期状態として利用され、プログラマ側で A ~ C に状態を切り替える様な使用方法が考えられます。
ランタイムリソースコピーの初期設定は、 OFF になっています。
チェックボックスを ON にすると、データ出力時にその機能をリソースとしてコピーします。
アプリプログラマは、コピーされた機能のパラメータを変更し、異なるバリエーションを作る事ができます。
例えば、ゲーム開発時に、アプリプログラマが同じパーティクルデータを複数生成した場合、「ランタイムリソースコピーを OFF」にすると、その機能のパラメータは共通で変わります。しかし「ランタイムリソースコピーを ON」にすることで、その機能のパラメータは個別に変えることができます。
現在、この設定はパーティクルパネルの「カラー設定のオプション」でのみ設定できます。
初期設定は、有効でデータ作成時に最適化処理を行いメモリ負荷を減らします。
注意:
最適化されたデータは、プログラマ側での制御ができません。
プログラマ側でデータを制御したい場合は、制御したい機能の、最適化のチェックボックスを OFF にします。